皆様こんばんは伊平屋島ツアーショックより立ち直ったまえくみです

思い起こせば、、、
開催決定ツアーが当日不履行になったのは、アイランダーの歴史の中でも2度しかありません
(一度目は、台風の影響により伊豆大島行のフェリーが当日欠航となったときでした)
それも、もう10年以上も前の話
久しぶりに味わった行き場のない気持ち、器材がないので振替案も出ずお手上げ状態…
参加をご予定頂いていた皆様、改めてお詫び申し上げます
誠に申し訳ありませんでした…ポッカリ空いた3連休になってしまいましたね
リベンジツアーは、11月3日(金)~6日(月)となりそうです
改めてご連絡致しますので、今暫くお待ちくださいませ

さてさて、本日より、また少したまってしまったツアー報告をお送りしていきます
(データの関係で、日程が前後しますが、お許しくださいませ)

2017年9月3日(日)
フローダイビングIN安良里  ~アイランダーツアー2度目のフローナイト~

最近ジワジワときている、新しいダイビングスタイルです
初めて、この言葉を耳にする方もいらっしゃると思いますので、サラッとご説明

What’s Fluorescence Diving?
フローダイビングとは“Fluorescence Diving”の略で、直訳すると「蛍光ダイビング」
ブルーライトという特殊な水中用ライトを使用します
このナイトを使用することによって、
発光色素を持つ海洋生物が反応して、不思議で幻想的な蛍光色を発します
普通の状態では人間が見えない生物の持つ蛍光を観察するという幻想的なダイビングです

蛍光発光している生き物に、紫外線を当てると、その光を可視化することができます。
通常の光の波長とは異なり、吸収された光が再放出される光が蛍光発光です。
青色のライトを当てることで、再放出の際に青が蛍光色に変わります。
海洋学者であり、物理化学蛍光発光のリサーチをリードする科学者そして蛍光発光テクノロジーの考案者であるDr. Charles Mazel は、  「ダイビングに出かけて何かを発見したり、水中生物の蛍光発光を見たりすることは、今までの宇宙全体の歴史には無かったことで、  きっと世界中で90%を超える人が目にしたことがないと思います。
特にこの蛍光発光ダイビングは、ほんの限られた人しか試したことがないので、とても貴重な体験になるはずです」と語ります。

今年は、どんな発光生物が観察できたのでしょうか???
とその前に、去年、大興奮した光るイロカエルアンコウ

kore16-07-02flowirokero
Photo by みなっちさん 

※ちなみにこの写真は、安良里のフローナイト紹介ページにも掲載されています
そうです!!誰も、知らなかったですよ!!イロカエルアンコウが光り輝くことを、、、

何といっても、これこそが、フローダイビングの魅力です

まだまだ新しいダイビングスタイルです
フローダイビングを経験したことのあるダイバーは、まだ少ないです

どの生物がどの様に光るのかなど、まだ全然分かっていないらしいです

という事はですね
もしかすると、今日見た発光する生物が“発光する”いうことを知っているのは、
人類で私達5人だけかもしれない

ジンルイデ ワタシタチダケ カモシレナイ!

まずは、光ると予想できるイソギンチャクシリーズ

Photo by みなっちさん(以下3枚)
 
 


  ちなみに通常は  

Photo by さきさん

スゴイですね~!

Photo by さきさん(以下2枚)

実際に水中でみると、おどろく程、綺麗で幻想的です

イソギンシャクの下で、変な光りを放っているのは”ヤドカリ”です

Photo by さきさん

Photo by みなっちさん

それぞれの個体がつけているものが様々なので、本当に楽しかった
ライトを当てるまで、何が光るのか、何色に光るのか予想が出来ません

こんなに興奮して、ヤドカリばかりを見たのは初めてでした

Photo by さきさん

 

あれも光る、これも光る、それなのに、これは光るだろうと思っていたものが全く光らなかったりして、
見る景色が全て新鮮で神秘的で、新しい発見ばかりで、その場から離れられないのです

たとえば、日中はスルーしてしまう、超ー普通種の”オキエソ”も

フローナイトで見ると、こうなる

Photo by さきさん

かっ、か、かっこいい
かっこよすぎるぞエソのくせに!!
  

 
Photo by みなっちさん

ひ、ひ、光ってる、光り輝いてる

Photo by みなっちさん

かっこよすぎるぞ
オキエソのくせに、、、

こちらも、普段はスルー確定の“ヒメジ”

 
この、スーパースペシャ普通種が、

 

な、なんと!!
  
 
Photo by みなっちさん

  


Photo by  さきさん

おーーーーーーーーーーーー尾が芸術的

 

普通の状況では人間が認識することの出来ない生物の持つ蛍光色
人間の目には見えない…
実はこれは、生物間の中にでもあるんじゃないでしょうか(蛍光色に限らず)
同じ種の生物どうしにしか認識できない色があって、それらは種の違う生物には見えない
だから、あの広い水中の中で、自分と同じ形をした相手に出会えるんじゃないだろうか
そんなことを、フローダイビンしながら考えた

不思議な海の世界への興味は尽きることがありません

今年のフローダイビングは、もう終わりですが、また来年開催します

それでは、また明日
まえくみ


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