皆様こんにちは
まえくみです
ひっそりとしている青山店です(週末は、人通りがめっきりなくなります)
本日は、和みネタです
サラッと、どうでもいいネタ入れておきます…
突然ですが、皆様、タカナ(高菜)お好きですか?
召し上がりますか?
我が家では、一年中、とりあえずあります
それこそ、小さい頃から食卓には当たり前のようにありました…
タカナ(高菜、学名:Brassica juncea var. integrifolia)
越年草で、からし菜の変種
20cm~60cmほどの丈にで成長する
原産地は中央アジアで、シルクロードを通じて中国から入ってきたと言われている
品種や栽培方法によって変化するが、葉や茎は柔らかく辛味がある
辛みマスタードなど同じ成分
主に漬物として食用される
野沢菜、広島菜とともに、日本三大漬け菜に数えられる
(広島菜しらないかも…まぁ、それは置いておいて)
そんなわけで、天草の実家でも、ほぼ毎年漬けています
この作業がいかに大変かを、ちょっとご紹介してみようと思います
私の帰省する時期(2月)は、タカナの収穫時期です
(自分の家のだけではなく、近所のお家のお手伝いもせねばなりません)
今年は、帰省がおくれ3月となりましたので、「今年は免れられたか!」と
内心少しだけ期待をしておりましたが…甘かった
「今年は天気が悪くて高菜の収穫遅れちゃった…」
これ、まえだ母の一声目
私の帰省を待っていたかのような、高菜の成長具合
なんでやろかい


まぁ、もう、しょうがないよね、待ってたんだし… (でも、実は、この作業嫌いじゃない)
よっしゃ!がんばっと!ってことで、高菜作業開始
ちなみにこの高菜収穫~漬けるまでは、前田家のやり方であり、
正式なものとは違うかもしれません(イヤきっと違う)…
まずは、刈らなきゃね、始まらない

ムリムリ収穫を遅らせた感が出ていました、葉に…(笑)
もちろん、カマを使って手作業で刈っていくんですが、数時間やっていると、
手にはカマダコ(?)ができます(いい運動になります)
刈ったらひっくり返して、天日干しです

数日間のお天気も考慮しないといけないので、刈るタイミングも難しいのです
毎日足を運んで、高菜の向きをずらしたりして1~2日間ほど放置
さてさて、高菜もいい感じ(かどうかわかりませんが)に乾いたので、
運び出します…(これが大変)
原始的~


いったい何往復すればいいんでしょうか…

運びだし完了!
残してある1列は、来年のために残し種をとるそうです

さてさて、お次は、洗わなきゃいけませぬ!

海まで運びましょう!
高菜は、漬ける前に塩水で洗うと美味しくなります

干潮・満潮のタイミングも大切です

いくら塩水が美味しくなると言っても、いきなり海で洗う??
まぁ、その辺、細かいことは気にしないようにしましょう

ここが洗うのにベストな場所です

洗う!!

ゴリゴリと扱く!!!

この下のデコボコがちょうどいい
さぁさぁ、休んでる暇はありません!
海を見て感傷にひたっている場合でもありません!

(写真撮り忘れましたが)自宅に持って帰り再び天日干しします(1日~2日)
ブルーシート広げて、高菜広げて、、、これまた大変(なんでも大変)
そして翌日
やっと漬けるところまできましたよ!
いたんでる葉や、根はこのタイミングで取り除きます
こちらも、数日前に収穫しておいた“とうがらし”(結構辛い)
“高菜のもと”(市販品)なるものと塩と調合します

これを葉と葉の間に塗り込みます

味をしみこますのはモチロンなんですが、しっかり塗らないと傷みます

ここまで来ました
長かった一連の作業も佳境です

ここまで手間をかけても、「今年のは美味しくないね~」となると、
全く食べませんからね…

おいしく漬かりますよ~に

和みネタ、お付き合い頂き有難うございました
高菜(他のものも)大切に食べましょう!(私に言われたくない…)
それでは、また月曜日
明日のフロムはお休みです
明日のツアーは、アオリイカの産卵再びねらってきます


まえくみ
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